
2018.02.02
その髪、キレイに染めませんか? ヘアカラーの知識があるかないかで美容室のオーダーの仕方が変わります!
こんにちは。 表参道美容室 NORA ヘアデザイナー 花輪です。 老若男女問わず深く浸透しています、 「カラー…
こんにちは。
表参道美容室
NORA
ヘアデザイナー花輪です。
本日は「ヘナ染め」についてのお話です。
染めたことはなくても1度は耳にされたことはあると思います。
ヘナにもいくつか種類がありますが、
今回は100パーセント天然ヘナについて綴ります。
ヘナには赤い色味の酸性酵素が多く含まれています。
これをローソニアアルバと言います。
この成分が、髪のタンパク質(ケラチン)に付着して染めています。
地毛や暗い髪色にもローソニアアルバが付着しますが、ヘナ特有のオレンジ色に見えることはありません。
「すでにアルカリカラーをして明るい髪」
「白髪」
のみオレンジ色に発色して見えます。
これはヘナ自体に髪を明るくする力はないためです。
染める以外にもヘナ染めは大きなメリットがあります。
ケラチンに付着することによってコーティング作用が働き、
ハリやコシが出てパサつきのある髪はしっとりした艶のある髪になります。
ダメージの主な原因となっているアルカリ剤も含まれていないため、髪のダメージはほとんどありません。
反対にデメリットは、、、?
染まる色味は先程上げたように
「オレンジ色」のみになります。
明るくはできないこと、白髪自体を暗くするのも得意ではありません。
もっとも大きなデメリットとしては、
「発色の不安定さ」があります。
収穫時期によっては
「質の良いとき」「質の悪いとき」があり、ローソニアアルバの含有量に差が出ます。
使ってみなければ、染まりの良し悪しがわからないのはちょっと美容師さんも怖いですね汗
ただハリコシ&艶は
どのカラー剤よりもどのトリートメントよりもしっかり出るので、
1度染められた僕のお客様は大変長くヘナ染めをされています^ ^
市販のものでも「ヘナ染め」「ヘナカラー」の名前で販売されていますが、
基本セルフカラーでキレイに染めるにはとても扱いが難しい染料です。。。
次回のブログで
「なぜ市販のヘナはキレイに染まるのか?」
を書こうと思いますので、お楽しみにd( ̄  ̄)
ヘアデザイナー 花輪 京市
LABELS